2012年08月24日
人と人との潤滑油
先日、久しぶりに昔の仲間と会った夜。いい感じで旨い酒を飲んだ私は、例によって終電で帰路へ。走り出すまでに少し余裕があったので、席に座ってからの10分少々を、やはり例によって、乗客を観察して楽しんでた。ま、とはいえ、私だっていい気分で酔っぱらっているわけで、逆に観察される立場でもある。客観的に見れば、終電に駆け込んでキョロキョロしている、汗だくで赤ら顔の中年ど真ん中太っちょ、というのが私の立ち位置であった。
そうこうしていると、左隣の空いた席に、アラサー的世代の・・・ン?もう少し若いのかなぁ、女性の年齢ムズカシイ・・・物腰の柔らかそうな女性が一人座った。彼女は座る時に、「失礼します」って言って腰を下ろした。
ま、どうってことないこれだけの話なんだけど・・・・・。
これって普通?
えっと、あの、普通だとは思うんだよ、常識やマナーに照らすと。
でも、飲酒で気持ちも高ぶっている乗客が多い最終電車の中、一癖二癖ありそうな老若男女のカオスの中で、なぁんだか嬉しくなってしまって。たった一言の話なんだけど、とっても大切な事を思い出させてくれた気がしてね。
なんて言うか、褒めてあげたいっていうか、お礼をいいたい気持ちっていうか、ン~と、とにかく嬉しい気持ちになっちゃったんだね。大きなお世話なんだろけど。
で、つい調子に乗って、話しかけてしもた。
「あの、話しかけてもいいですか?」
アラサ~ 「えっ? あ、はい、なんでしょう?」
「今ね、ここ座るときにね、“失礼します”って声かけてくれたでしょ。」
アラサ~ 「えっと、ハイ、言いました。」
「それってすごく大切な事だけども、皆、あまり言わないですよね。」
アラサ~ 「はぁ・・・・・・。」
「そう言いながら席についてくれたのが、なんだかとてもいい感じでした。うん、いいと思います。以上です!」
普段こんなことしないからさぁ、話しかけたのはいいけども、どうやってまとめていいかわからずに、言いたい事だけ言って“以上です!”なぁんて色気の欠片もない展開になっちゃったりして、ちぃっとばかりハズカシイ私。
アラサ~「うふふふ、以上です!って面白いですね。ふふ、私もそんなに若くないですから。」
「はい、あの、以上です。突然失礼しました。」
って結ぶくらいしかできなかったなぁ。ッカァ~、なんともハズカシイ酔っ払い。
当然のようにその後は沈黙が続き、車内の湿気でじっとりと汗ばむこの体。はぁぁ。
彼女は私よりひとつ手前の駅で、席を立つ時に「おやすみなさい」と声をかけてくれ、電車を降りて行った。
「気をつけて。」と見送った私の中には、何故だろう?なんとも清々しい気持ちが残った。
話しかけて良かった、というか、感じたことを素直に伝えられてよかった、って思った。
深夜のちょっといい出来事だったのです。
へへへ、ないよ、アタシ、こんな風に声かけるなんて事、普段は。
ホントだよ。
ま、いいや。
あんしんボスのONとOFF!
自分もそう云った一言を自然に扱えるようになりたいと思うあんしんボス
同じシーンが訪れれば、彼女はきっとまた「失礼します」って言って腰を下ろすんだろうな。
by 影山 @ あんしんビジネスサポート株式会社 @ 富士市厚原
そうこうしていると、左隣の空いた席に、アラサー的世代の・・・ン?もう少し若いのかなぁ、女性の年齢ムズカシイ・・・物腰の柔らかそうな女性が一人座った。彼女は座る時に、「失礼します」って言って腰を下ろした。
ま、どうってことないこれだけの話なんだけど・・・・・。
これって普通?
えっと、あの、普通だとは思うんだよ、常識やマナーに照らすと。
でも、飲酒で気持ちも高ぶっている乗客が多い最終電車の中、一癖二癖ありそうな老若男女のカオスの中で、なぁんだか嬉しくなってしまって。たった一言の話なんだけど、とっても大切な事を思い出させてくれた気がしてね。
なんて言うか、褒めてあげたいっていうか、お礼をいいたい気持ちっていうか、ン~と、とにかく嬉しい気持ちになっちゃったんだね。大きなお世話なんだろけど。
で、つい調子に乗って、話しかけてしもた。
「あの、話しかけてもいいですか?」
アラサ~ 「えっ? あ、はい、なんでしょう?」
「今ね、ここ座るときにね、“失礼します”って声かけてくれたでしょ。」
アラサ~ 「えっと、ハイ、言いました。」
「それってすごく大切な事だけども、皆、あまり言わないですよね。」
アラサ~ 「はぁ・・・・・・。」
「そう言いながら席についてくれたのが、なんだかとてもいい感じでした。うん、いいと思います。以上です!」
普段こんなことしないからさぁ、話しかけたのはいいけども、どうやってまとめていいかわからずに、言いたい事だけ言って“以上です!”なぁんて色気の欠片もない展開になっちゃったりして、ちぃっとばかりハズカシイ私。
アラサ~「うふふふ、以上です!って面白いですね。ふふ、私もそんなに若くないですから。」
「はい、あの、以上です。突然失礼しました。」
って結ぶくらいしかできなかったなぁ。ッカァ~、なんともハズカシイ酔っ払い。
当然のようにその後は沈黙が続き、車内の湿気でじっとりと汗ばむこの体。はぁぁ。
彼女は私よりひとつ手前の駅で、席を立つ時に「おやすみなさい」と声をかけてくれ、電車を降りて行った。
「気をつけて。」と見送った私の中には、何故だろう?なんとも清々しい気持ちが残った。
話しかけて良かった、というか、感じたことを素直に伝えられてよかった、って思った。
深夜のちょっといい出来事だったのです。
へへへ、ないよ、アタシ、こんな風に声かけるなんて事、普段は。
ホントだよ。
ま、いいや。
あんしんボスのONとOFF!
自分もそう云った一言を自然に扱えるようになりたいと思うあんしんボス
同じシーンが訪れれば、彼女はきっとまた「失礼します」って言って腰を下ろすんだろうな。
by 影山 @ あんしんビジネスサポート株式会社 @ 富士市厚原
そう言ってくれるとオイラも嬉しい。
しかぁし!ワタシ自身横顔さえちゃんと覚えていないテイタラク。
もし再会があっても気付く事さえ出来ないぜ。