2012年05月05日
スーパームーンの命日
もう19年になるのかな?
義父が亡くなったのが、5月6日の早朝。
だから、毎年ゴールデンウィークはいつも命日を迎える気持ち。
娘も秦野から家族と里帰りし、そして墓参。
家族皆で義父を偲ぶのだ。
彼が会うことが出来なかった孫たちとともにね。
逝く前夜、いつもと同じように焼酎を2杯飲んで、自分でリクエストした手巻き寿司を食べて、そして全くいつも通りに9時には床についた。ところが深夜半、息苦しいと病院に連れて行ったところ、心筋梗塞の診断ですぐ親戚を集めることに。交通事故みたいなもの。
診断してもらったら、薬の一つ二つでも出して貰って帰るつもりでいた父を送る車には、他に運転の私だけ。
その車中でした会話が最期。
「明日、会社には遅れると思うから、朝、連絡しておいてくれ。」
「伸和、頼むな」
という二つ。
看護士に促されるまま病室に入ったきりとなってしまった。
他の誰も聴くことが出来なかった最後の言葉を唯一聴いた私。
翌朝の会社を心配した義父は、その後何かを感じたのだろうか?
最期の「頼むな」は会社への連絡のこと?
それだけじゃないと私は感じたんだよ。
「あぁ、わかったよ」
私の返事を彼はどう受け止めたのだろうか?
安心してくれたのかな?
任せようと信頼してくれたかな?
不安でしょうがなかったかな?
その瞬間をともに過ごしたことが、最期にいくつかの言葉を交わしたことが、そしてその一言についての自分なりの解釈が、いままでの私を支え、これからの私を支えていく。そんなことを思うとき、人との関わりは、その死を持って終ってしまうことはないんだ、とあらためて考える。関係した誰かが生ある限り、その存在はきっと永遠。
例年と同様に、5日の夕食はあの夜と同じお寿司。義父を偲びながら、孫たちの成長を感じ、今を楽しく過ごす。素晴らしい月に照らされる今夜は、例年より14%多く、30%明るく過ごそう。

あんしんボスのONとOFF!
へへへへ、お酒は50%増しなあんしんボス
心が折れそうなときも多いんだけどさ、書けねぇね、ここには・・・。
by 影山 @ あんしんビジネスサポート株式会社 @ 富士市厚原
義父が亡くなったのが、5月6日の早朝。
だから、毎年ゴールデンウィークはいつも命日を迎える気持ち。
娘も秦野から家族と里帰りし、そして墓参。
家族皆で義父を偲ぶのだ。
彼が会うことが出来なかった孫たちとともにね。
逝く前夜、いつもと同じように焼酎を2杯飲んで、自分でリクエストした手巻き寿司を食べて、そして全くいつも通りに9時には床についた。ところが深夜半、息苦しいと病院に連れて行ったところ、心筋梗塞の診断ですぐ親戚を集めることに。交通事故みたいなもの。
診断してもらったら、薬の一つ二つでも出して貰って帰るつもりでいた父を送る車には、他に運転の私だけ。
その車中でした会話が最期。
「明日、会社には遅れると思うから、朝、連絡しておいてくれ。」
「伸和、頼むな」
という二つ。
看護士に促されるまま病室に入ったきりとなってしまった。
他の誰も聴くことが出来なかった最後の言葉を唯一聴いた私。
翌朝の会社を心配した義父は、その後何かを感じたのだろうか?
最期の「頼むな」は会社への連絡のこと?
それだけじゃないと私は感じたんだよ。
「あぁ、わかったよ」
私の返事を彼はどう受け止めたのだろうか?
安心してくれたのかな?
任せようと信頼してくれたかな?
不安でしょうがなかったかな?
その瞬間をともに過ごしたことが、最期にいくつかの言葉を交わしたことが、そしてその一言についての自分なりの解釈が、いままでの私を支え、これからの私を支えていく。そんなことを思うとき、人との関わりは、その死を持って終ってしまうことはないんだ、とあらためて考える。関係した誰かが生ある限り、その存在はきっと永遠。
例年と同様に、5日の夕食はあの夜と同じお寿司。義父を偲びながら、孫たちの成長を感じ、今を楽しく過ごす。素晴らしい月に照らされる今夜は、例年より14%多く、30%明るく過ごそう。

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by 影山 @ あんしんビジネスサポート株式会社 @ 富士市厚原
月をみながら、奥深い気持ちになりますね。
太陽とは違う灯りがなにか心をそっと照らしてくれるような月ってそんな存在に思いました。
いつまでも心を灯りをともし続けてくれるんでしょうね。
月も太陽もねぇ、ずっとそこにあるんだよねぇ。
雲に覆われたり、我々の気持ちが曇ったりで、見え方、感じ方が変わってしまうけれど、そんなのは人間の勝手な事情。ずっとそこにあって、照らし続けてくれているんですよね。
自然の凄さ、大きさ、深さを感じます。
嗚呼・・・人って傲慢。
亡くなった後に、どれだけ人の心に行き続けるかは、その魂の、この世での生きざまによるのでしょうか。
私の中にも、30年間生き続けている魂があります。いつも側にいてくれます(*^^*)
昨日のTV番組で、心理学者が、ネイティブアメリカンと共に過ごしたその初日に教えられたこととして、話していました。
「いいか、ネイティブアメリカンは、生まれてくる喜び以上に、自分自身の死に方を大切にするんだ。今まで本当にありがとう、という言葉をどれだけ多く言ってもらいながら死んでいくか。これが我々が大切にしている死に方だ。」(要約したつもりだけど伝わるかなぁ?)というような内容。
里見さんがおっしゃることと同じですね。
まさに生きざまなのでしょう。
なんてことを思いながら、今夜も月を眺めています。